東京・文京区のケープルヴィル写真館は、2013年にオープンしてからわずかなのに口コミやリピーターのお客様のご利用の多いフォトスタジオ。
ケープルヴィルの人気は、フランス仕込みのセンスのよいひと味違った撮影と、ケープルヴィルという空間に流れる心地よさやどこか懐かしさを感じる居心地のよさによるものでしょう。
撮影をするということ、そのことはじつはとても深いことです。
こどもからおとなまで、ひとりひとり違う個性をもつ「わたし」を尊重しながら、ふと映し出される内面を写真にするのが、ケープルヴィルの撮影です。
感じること。
空気感。
存在感。
軽やかさ、そしてそれとは反対の重みや深み。
美しさ、可憐さ、儚さ、眩しさ、大きさ、愛おしさ。
言葉でさえ、いろいろ紡ぐことができますが、言葉にできないなにか、さえ写真に現すことができます。
それは、じつはとてもここちのよいことです。
写真を撮る、ということがこんなに愉しく、気持ちのよいことだということにみなさん、驚かれることでしょう。
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ケープルヴィルは、写真館だけではなく、1Fが洋書やアート本、外国絵本のブックカフェでもある、カフェスペース。でも、ただのカフェではありません。
そこには、築70年の古民家の建具が生き生きとしていまも使われており、その空間のなかに、パティシエの自家製スイーツやシェフの誇るデリランチプレートなど、幸せがいっぱい詰まったメニューが。
ケープルヴィルにはフランスの旗がなびいていますが、フランスに18年、アメリカに2年在住したフォトグラファーがオープンした場所らしく、そこには日本にいるのに、どこか国境の向こうにいるような、風通しのよさがあるのです。
ケープルヴィルは、写真館としても大変人気で秋などはなかなか予約が取れないフォトスタジオですが、その秘訣は、ケープルヴィル中に散りばめられているようです。
ケープルヴィルのカフェも、写真館も、沢山の「ケープルヴィルが大好き」な方々に支えられています。
ケープルヴィルでときおり音楽の演奏をしてくださるミュージシャンたち、作品を運んでくださるアーティストたち、詩人、作家さんたち・・・そして、そういうものをすてきと思う気持ちのあるお客様たち。
そんなケープルヴィルに、ぜひいらしてみてください。